浜松支部長 藤田幸宏

新型コロナウイルス禍にあっての支部活動について

 令和2年度は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で支部総会を始め予定していたイベントが中止となる前代未聞の幕開けとなりました。緊急事態宣言の発出から解除を経て感染者数も落ち着き、7月から支部活動を再開した途端、東京を始め大都市を中心に感染者数が急増し、それまで感染者が一桁で収まっていた浜松市でもクラスターが発生し、一気に三桁に迫る勢いです。より深刻なのは感染経路不明者の発生で、市内に無症状の感染者がいる可能性が出てきたことです。この状況下で、今後支部のイベントの開催をどうするか、難しい判断が求められます。感染による影響は、感染者個人はもとより、その家族、勤務先企業等へ計り知れない影響を及ぼしますので、支部活動を通して感染者は絶対出さないことを大原則として、感染対策を徹底した上でイベントを開催、そして少しでも感染リスクがあるようであれば中止する、との対応をしていくことになると考えています。

 

 新型コロナウイルスの出現は、従来の延長線で考えるのではなく、新しい発想による行動を求めてきています。3密を避けるために、交流会として多くの人が集まってお酒を酌み交わしてワイワイとやったり、講演会やセミナーも多くの人を集めて開催することが難しくなってきている中で、支部活動にはより一層の情報発信と新しい発想での取り組みが求められています。その一つがITの活用になります。現在支部総会で予定していた静岡大学防災センターの岩田先生による講演会のオンライン配信を計画しています。IT活用のためには設備等の環境整備、及び役員を始め会員の意識向上が必要となります。80歳でプログラミングを始め、82歳の今、Appleが認めたアプリ開発者となっているおばあさんがいますが、年齢を意識することなく、何歳になっても常に新しいことに取り組む気持ちが大切ではないかと思います。皆さん、新しい取り組みへのご理解とご提案をお願いします。

                                      以上

 

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